本好きに送る「電子書籍のつくり方」講座

誰でも 簡単 手作り 電子書籍

このブログを届けたい方

いきなり質問です。

今このブログを見ていただいている方は、どのようにしてここにたどり着いたのでしょうか?ネットサーフィン(死語?)しているうちに、ふらーっと立ち寄られた方が多いのでしょうか?

ただ確実に言えることは

  • ネットにつながる手段、スキルを持っている。(ある程度パソコンを使える)
  • 電子書籍というものの存在を既に知っていて、多少なり興味がある。

皆さんであること。

実はこのブログ、そのような皆さんの中でも、特に本が好きなひとへ向けお送りしよう、そう思い書いています。

本が好き

  • 定期的に書店や図書館に行く。
  • 好きな作家がいる。
  • 本で好きな「ジャンル」がある。
  • 趣味は「読書」と、ひとに言って差し支えないと思っている。

かつ

  • 本は今まで通り「紙」で読めれば良い、と思っている。(漠然とでも)
  • 作家や編集の仕事に興味があり、可能なら自分でやってみたいと思っている(思っていたことがある)。

こんなひとに読んでもらえると、とてもうれしいです。

何をお伝えしたいのか

で、そんな皆さんに、このブログで何をお伝えしていくのか?
それは 電子書籍の「つくり方」です。

電子書籍画面サンプル
(自作)*1

つくる本の内容は、お好きな作家の作品*2でも、ご自身の書き貯めた文章でも結構です。

電子とはいえ自分で本がつくれるってスゴいと思いませんか?

「興味はあるけど難しそう。パソコン苦手だし…」
電子書籍つくっても(下の動画みたいな)読むキカイ持ってないし…」


The all-new Kindle Paperwhite (Japan TV ...

いえいえ、実は大丈夫なんです。

上に書いた“このブログを読んで欲しい人”の条件に当てはまる方なら大丈夫。
パソコン得意でなくても大丈夫。
新しく機械やソフトを買わなくても大丈夫。

必要なのは

  • インターネットにつながるパソコンがあること。
  • 「本が好き」であること。

それだけです。

これからこのブログでは、電子書籍の作り方をわかりやすく説明していきます。そしてその内容は、実際にパソコンで電子書籍をつくりながら理解できるものにします。

そのためパソコン操作が得意でない方にとってはちょっと辛いかも知れませんが、その“作業”をすることにより、パソコンの扱いは格段に上達するはずです。

必要は発明の母

私がパソコンを覚えたときの話しをします。

私が社会に出たころ、まだ職場にはパソコンもメールも携帯もありませんでした(ポケベル全盛の時代)。

働き始めて数年すると、オフィスに数台のパソコンが入りました。パソコンに詳しい先輩におおよその使い方を教わり、試しに作った書類をプリントアウトして思いました。

「パソコンの字はきれいだ」

自他ともに認める悪筆だった私にとって、それがパソコンを積極的に使う動機になりました(当時書類はすべて手書きが普通でした)。

そんな理由で私にとってパソコンは必要なものとなりました。「一文字ひともじ精神集中しなくてもきれいな字が書ける」道具として。

ひとは必要がなければその道具を使いませんし、当然その使い方も覚えません。

逆にいえば使う必要のない道具の使い方を覚えるのはある意味本末転倒ともいえます(高齢者がパソコン教室でオフィス向けソフトを覚えることとか)。

もし本が好きなあなたが、本作りに興味があって、それを「電子書籍」というやり方で形にしたいと思うなら、そんな必要性を感じたなら、今まで苦手だったパソコンの操作も覚えることが出来るはずだと私は思います。と言いますかこれを機会にパソコンという道具の使い方も覚えてしまいましょう。当たり前ですがパソコンで出来る面白いことは、電子書籍づくり以外にもたくさんあるのですから。

それでは本好きのあなたに送る電子書籍作り方講座、始まります。どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m

今日のまとめ

このブログの目的は

  • 電子書籍のつくり方を伝えること」
  • 「パソコンに詳しくないひとにもわかりやすく伝えること」

電子書籍をつくるのに必要なのは

  • 「本好きであること」
  • 「ネットにつながるパソコンがあること」

次回は
電子書籍づくりに必要なPCの操作スキルについてお話します。

*1:津田大介著『ゴミ情報の海から宝石を見つけ出す』より テキストデータ作成から自作

*2:作家の作品を電子書籍にした場合、それをご自分で楽しむ目的以外(配布や販売)で利用するのは法律で禁止されています。※パブリックドメインの作品除く